着替えて自分のエリアで準備します。1,000℃近い熱を扱うので事前準備と確認は怠りません。
仕事を円滑にするために必要な情報や報告があります。ここで仕事モードにスイッチ。
部品の強度を確保するための加工です。
熱を扱うので暑さにもだいぶ慣れました。
前日の焼入をした部品の治具をはずします。治具の取り付けは、加工品はもちろん、人によって違います。やっていくうちに自分にとって最適な形が出来上がるのです。
硬度チェック
熱によって強度、硬度を増し、熱処理によって強靭に仕上げます。硬度チェックは必須な工程です。
焼き戻し
焼入した部品は再加熱して硬さを調整しながら冷却します
曲がり矯正
熱処理の工程において生じた変型を修正することです。
製品の品質が一定に保てるように、形状に応じて治具を1つずつセットします。
ホッとするランチタイム。
作業の流れによってちょうどいい時間帯に昼食を取ります。12時だからと工程を中途半端にすることは効率を悪くする原因、自分でタイムテーブルを決めます。
曲がり矯正から焼き戻しの工程。
炉に投入し加熱、急冷することで硬度を増す工法です。
真っ赤に燃えるさまはかなり熱が発生しますが美しいです。
現場各エリアが時間を調整し様々な案件について話し合います。
和気あいあいとコミュニケーションの場でもあります。
次工程の部品を熱処理するために治具をセットします。
表面層に炭素を浸透させて硬くする処理です。
熱と向き合う1日が終わります。確かに現場は熱いけどやがては慣れます。もちろん現場以外のエリアは冷え冷えで、時間配分や休息は自分自身の裁量で決めます。熱と炎とうまく付きう明るい楽しい現場です。是非見学に来てください。
※工程によって就業時間は異なります。