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2018/6/7社内取組高野塾生卒論発表会

高野塾は最高の技術を継承するために、高野さんが若手に様々な切り口で講義します。
そして塾生はいままでの成果を諸先輩の前でプレゼンテーションします。
もちろん初のプレゼンテーション、先輩の指導を受け何度も練習しました。
部署も異なる若手が習ったことを活かし、それぞれの考えや知恵を振り絞って協業しながら学ぶ姿はこれからの躍進に期待ができます。

高野塾生卒論発表会

■高野塾卒論発表会

登壇者
設計の羽崎君、生産技術の本田君、制御技術の斉藤君

私たちはコンテナストッカを1年かけてバラバラにして組立て直しました。
工程の中で未熟ながら、様々な問題点を見つけ改良点を模索してきました。

塾生の発表内容

設計図と写真を資料に、現状の製品の改善点を解説。コストや納期の現状をきちんと理解したうえで考えられていました。

主な内容

非常停止ボタンについては現状の製品について、新鮮な発想で改善点を模索。
作業のしやすさを考え、色付けや加工など気づいた点を指摘、イラストをボードに描きながら必死に解説する姿に成長が感じられました。
設計として設置環境を踏まえて、スマートな外観や見た目のきれいさを考えて収まりをよくできないかなどレイアウト、形状、ボタンの位置などの提案がありました。
もちろんこれらの提案によって価格の高騰や工程が増えるという問題点も理解しながら、「できない」「無理」「予算がない」「面倒くさい」といった声にならされている現状を厳しく指摘し、もう一度開発した当初に原点回帰したらよりシンプルな構造になる、難しいことは理解できるが、できるかもしれないというところから改良できないか、という彼らの発想は、慣例化した社内において改良のチャンスかもしれないと考えさせられました。
3人でコンテナストッカに向き合い、分解、組立てをしながら話し合い、それぞれの立場から付加価値を提案するカリキュラムは素晴らしい成果となりました。
ここまでじっくりわかりやすく指導した高野塾長はよく理解してくれていたことがうれしい。コンテナストッカはハイテックのロングセラー製品。もっと機械を理解すれば彼らのスキルアップにつながっていくと期待しています。と最後にうれしさあふれる塾長の姿がありました。

ハイテック精工の取組みは、高野塾やモノづくり道場を筆頭に若手の成長を考えた素晴らしいカリキュラムがたくさんあります。

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